赤ちゃんが生まれ、お母さんが頑張っておっぱいやミルクをあげてお世話をすると、それに答えるように赤ちゃんはぐんぐんと大きくなっていきます。

たくましいわが子の成長を頼もしく思うと同時に、まだ歩けない赤ちゃんはまるでお母さんの体の一部かのように、どこに行くにもお母さんと一緒の生活が始まりますね。

そこで大活躍するのが、抱っこ紐ですが、最近ではその抱っこ紐と一緒に使うさまざまな便利グッズが誕生しています。

1歳の子どもを育てている私の経験から、「使って良かった」抱っこ紐の便利グッズを紹介しますので、これから抱っこ紐グッズをそろえようとしているお母さんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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なかなか洗うタイミングのない抱っこ紐には必須!【よだれカバー】

街を歩く抱っこ紐を使っているお母さんの胸元を見ると、ほぼ100%と言っていいほど、みなさん抱っこ紐の赤ちゃんの口元が来る部分に、よだれカバーを着けています。

「サッキングパッド」などとも呼ばれていますが、抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこする際には、必ずこのカバーが必要になると思います。

特に1歳になるまでの赤ちゃんは本当によく、自分の口に様々な物を運びます。抱っこされている時に目の前にある抱っこ紐の「紐」部分は、赤ちゃんの大好物と言ってもいいくらいに、抱っこ中ずっと口にくわえています。

抱っこ紐は、全体的に頑丈に出来ているため、生地が分厚く、

洗うとなかなか乾きません。

しかし、抱っこ紐ほど毎日何度も使いたい育児グッズはない!と言ってもいいほどに、本当によく育児中は利用しますので、なかなか乾かないと分かっていながら、よだれがついたくらいでは洗う気分にはなれないのです。

私は赤ちゃんの背中を覆う部分に、うんちを洩らされたことがありますが、それですら次の日から使えなくなるのを恐れ洗えませんでした。その時は、ペットのおもらし用除菌スプレーをふって、天日干しし復活させました。


そこで活躍するのがこのよだれカバーです。

赤ちゃんが口にしても良いように、優しいガーゼ生地で出来ているものや、よだれをしっかりと吸収してくれるタオル生地で出来ている物もあります。

また、様々な柄が出ていますので、楽しみながら選んでみてくださいね。手芸が得意なお母さんは、自分で作ることもできると思います。作り方はネットを検索すればたくさん出てきますので、一度挑戦してみてくださいね。

暑い夏・寒い冬のお出かけに大活躍!【抱っこ紐の保冷・保温シート】

夏の暑い時期に抱っこ紐での移動が多くなるお母さんと赤ちゃんや、あせもがひどい赤ちゃん、また冬場の寒さが厳しい地域のお母さんと赤ちゃんにお勧めなのが、こちらの保冷・保温シートです。

このグッズが便利な理由が、何といっても1つあれば保冷も保温も両方に使えるということです。

抱っこ紐の赤ちゃんの背中部分に当てて使うタイプのシートですが、保冷の際はそのまま使えば28℃という適温が数時間キープされます。また、保温の際はレンジで温めれば、35℃の温度が数時間保たれます。

どちらも冷えすぎず温めすぎず、赤ちゃんを優しく適温に保ってくれますので、お母さんの心強い味方になることは間違いありません。


私はおんぶで自転車移動が多かったため、夏場も冬場も赤ちゃんの体温調整が気になっていましたが、このシートに出会ってからは安心して外出出来るようになりました。

このシートのお陰か、夏場はあせもになることもなく、冬場は風邪をひくこともなく、元気に過ごしました。

また、ベビーカーやチャイルドシートでも使える物が出ていますので、1つ持っていれば夏場・冬場にどこへ行くにも安心ですね。

いくつかのメーカーから様々なタイプの物が出ていますので、一度チェックしてみてくださいね。

冬の防寒対策の必需品!【抱っこ紐防寒カバー】

冬になると抱っこ紐で抱っこしている赤ちゃんの防寒対策を考える必要がありますが、私のお勧めは、防寒カバーです。

表が風を通さない生地になっていて、裏地が起毛の物が一番温かいと思います。抱っこ紐につけられるように、クリップ留めがついているものであれば、さらに使いやすいです。

また、このタイプは抱っこ紐だけでなく、ベビーカーやチャイルドシートなどでも使えるので、一石何鳥にもなり大活躍すること間違いなしです。

さらに、赤ちゃんが少し大きくなって“ママチャリ”のベビーチェアーに乗れるようになったら、その防寒カバーとしても使えます。とても有能なアイテムです。


お母さんのコートと防寒カバーが一体になっているタイプのものもありますが、これは赤ちゃんが抱っこを卒業すると使えなくなりますし、ベビーカーやチャイルドシートといったその他のアイテムへの応用が効きにくいので、あまりお勧めは出来ません。

しかし、防寒のレベルでいうと、お母さんの体温で一緒に温まれるため、コートと一体タイプはさらに防寒対策になりますので、一度お店などで構造をチェックして、ご自身のお考えに合う防寒カバーを選んでみてくださいね。

ちょっと抱っこ紐を収納したいときに便利!【抱っこ紐の収納カバー】

外出時にとても重宝する抱っこ紐ですが、赤ちゃんがベビーカーに乗っているときや、歩き出したとき、自転車のベビーシートに乗せているときには、お母さんの腰からだらんと垂れさがった状態になってしまいます。

歩きにくかったり紐を踏んで危険だったりするため、腰からとりはずしたいところですが、とってしまうとその複雑な形状のため、収納に困るのです。

そんな時に活躍するのが、抱っこ紐専用の収納カバーです。

いくつかのメーカーから発売されているこのカバーですが、お洒落なキルトで作られている物や、簡単にスナップボタンで留められる物など、利用してみたくなる工夫がたくさんされています。

ほとんどのカバーが腰の部分までクルクルと抱っこ紐を巻きあげて、ポシェットのような形で収納して持ち運ぶことができます。

またこのカバーを使うと、腰から取り外してもショルダーバック風に持つことも、ベビーカーにかけることもできるので、収納カバーを持っているだけで抱っこ紐との外出が断然、楽になりますよ。


私は、子どもを自転車に乗せて移動するようになったときに、このアイテムのありがたさを感じました。

自転車に乗るまでと自転車を降りた移動先で抱っこ紐を使いたいけれど、抱っこ紐用の鞄を持っていると荷物が増えるし、腰に巻いたまま自転車に乗ると車輪に紐が絡まりそうでひやひやしなければいけません。

そんな時にこのカバーを使えば、腰の位置でまとめられるので、そうした心配がなく、気軽に抱っこ紐を使うことが出来るようになりました。


また、子どもは歩きはじめると、抱っこ紐をしていてもすぐに自分で歩きたがり、少し歩くとまた抱っこをせがみます。

この月齢の子どもは、抱っこ紐なしでの長時間抱っこは厳しいくらいに体重が重くなっています。しかし、抱っこ紐なしの外出は危険だし、かといってずっと抱っこ紐を使っているわけではないので、よく腰から抱っこ紐を下げて歩いていました。

でも、収納カバーがあると、だらんと垂れさがった見栄えの悪い状態にはならずに便利でしたよ!

抱っこ紐をよく使うお母さんには本当にお勧めのアイテムですので、一度チェックしてみてくださいね。各メーカーから色んなタイプ、柄の物が出ているので、選ぶのも楽しみの1つです。

まとめ

今回は、抱っこ紐と一緒に使えるアイテムを4つご紹介しました。

育児に欠かせない抱っこ紐ですが、正直に言うと、単独で使うには少し物足りない部分があります。ご紹介したようなアイテムをプラスして、より充実した抱っこ紐ライブを過ごしてみてくださいね。

アイテムを充実させると、抱っこ紐をカスタマイズでき、より愛着がわくこと、間違いなしです!