「うちの子、そろそろベビーカー卒業じゃないかな…。」

「身体も大きくなってるのに、いつまで乗せてるのっていう視線が気になる。」

「でも、外出するのにずっと抱っこはキツイ…。」

というような悩み、ベビーカーを持っているママ・パパにとって気になるところです。一体いつまで乗せていいのか、正解が書いてないから迷ってしまうんですよね。

でも、身体も大きくなってきたこどもを外出中ずっと抱っこするのは、腰を痛めそうで躊躇してしまいますよね。

ここではベビーカーの卒業は一体いつ、何歳までなのか、またベビーカーをやめてよかった点や歩いて外出するときの注意点などについてお話します。

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ベビーカーはいつまで乗せる?卒業っていつごろ?みんな何歳まで使うの?

そもそもA形B形AB形があり、ベビーカーもあればバギーもあり(その分け方も明確なものはなし)一体、使っているベビーカーは何歳まで乗せていいのかわかりずらいですね。

まずはSG基準(Safe Goodsの頭文字。一般財団法人製品安全協会が定めた安全であるかどうかの基準)の対象年齢がいつなのか、そして実際何歳まで先輩ママさんたちは乗せていたのかを紹介します。

SG基準によるベビーカーの対象年齢

ベビーカーのSG基準によるとB形は最長48ヶ月まで乗せることができるとあります。

“B形:おすわりができる時期(7ヶ月)から使用でき、最長で48ヶ月の間で使用期間を定めたベビーカー”

48ヶ月というと4歳までならベビーカーに乗せてもメーカーとしては問題ない、ということになりますね。

ベビーカーに何歳まで乗せてる?いつまで使う?1歳~5歳のママさんたちの声

1歳過ぎまで乗せていたママさんたちの体験談からは

  • 「1歳過ぎてから自分で歩くことに興味を持ち始めた」
  • 「乗りたがらなかった」
  • 「疲れると抱っこだけど、それまでは自分で歩いてくれた」

など、歩くことが好きなお子さんは1歳過ぎたあたりからベビーカーに乗らないことが多くなってきたことがわかります。



2歳過ぎまで乗せていたママさんたちからは

  • 「まわりのお友達がベビーカーに乗らなくなってきたのに影響されて歩くことにした」
  • 「下の子が生まれたのをきっかけに卒業した」
  • 「しっかり歩くようになったので、座ることくらいにしかベビーカーを使わなかくなった」

というように、だいぶしっかり歩ける年齢になってきて、また周囲の変化に影響されて卒業したケースが多いようです。



3歳過ぎまで乗せていたママさんたちに多かったのは、幼稚園に入ってからは使わなくなったということです。

親子で外出することが多かった時間のほとんどを幼稚園で過ごすようになり、自然とベビーカーを使わなくなったのですね。また、身体がだいぶ大きくなり、体格によっては足がついてしまうので使用をやめたという話もありました。


4,5歳過ぎまで乗せていたママさんたちは、年の近い兄弟なので双子用のベビーカーで乗せていたという話や「一日中外出する日はまだまだ使うことが多かった」などもあります。お昼寝をしているこどもは外出先でのお昼寝に使ったということでした。

体験談からわかること

体験談からわかることは、2,3歳前後になって「ベビーカーはそろそろ卒業」と意識し始めるママさんたちが多くいるということです。お散歩や買い物など日常生活で使う時間を徐々に減らしていき、卒業に至ったようですね。

一方、まだまだ長時間の外出でずっと歩くのは無理と判断した場合は、ベビーカーも一緒に持っていき必要に応じて乗せることもまだまだたくさんあり、ケースバイケースであることがわかります。

その子のその日の調子を様子見ながら、またママも少しでも腰への負担が少なくなるよう、少しづつ進めていけるといいですね。

私がベビーカーを卒業させて・やめてよかった点

我が家のお話をしたいと思いますが、我が家は譲り受けたバギーを上の子も下の子も使いました。上の子は妹が生まれたのが3歳近い頃だったので、必然的に卒業となり、下の子は3歳過ぎまで使っていましたが、そのバギーが10年近く使用していたので、引っ越しを機に卒業しました。

ベビーカーをやめてよかったことは、上の子も下の子もよく歩くようになったことです。

それまではベビーカーがあるとついつい乗ってしまったり親の私も乗せてしまったりしたのですが(二人ともベビーカーに乗る方が好きでした)、「なるべく歩こうね」と声掛けを普段からしておいたので、いざ、外出の時は自ら歩く!と宣言してくれて、近所の散歩や買い物は歩くようになりました。

とはいえ、最初の頃はすぐに「疲れた〜」を連発、結局抱っこして帰るパターンが多かったのですが、抱っこしても同じ年頃の子が側をスタスタ歩いているのを見て、「やっぱり歩く!」と降りて歩いてくれたりもしました。

長時間の外出や体調が悪くて病院に行くと時、荷物が多くなると予想した買い物の時は、ベビーカーを持っていきました。


振り返ってみると、


・普段から声掛けをしたこと

「なるべく歩こうか」「歩くと足が強くなるよ!」「歩くと気持ちいいよ〜」など。

・まわりのお友達の影響
これらがよい作用をしてくれました。特に、普段から声掛けをして親子ともに「自分の足で歩く」意識をしたことが効いていました。

大人の私にとってもいいことがありました。こどもと一緒に歩いて外出すると、今まで見えていなかったものがこども目線で見ることができました。

それまでささっとベビーカーで通り過ぎていた道もこどもの歩行スピードに合わせて歩くことができ、道端の花や虫に触れる機会が増え、親子で一緒に歩く楽しみできてよかったです。

ベビーカーを使わないで歩く時のポイント

我が家の話ですが、

  • 荷物は少なくコンパクトに
  • 交通ルールを少しずつ教える
  • 歩く時だけ持っていく自分だけのアイテムを持たせる

ベビーカーを使わないで歩くときは大体上の3つを意識して外出しました。こどもと一緒に歩く時にご参考にしてください。

荷物は少なくコンパクトに

荷物はリュックサックなど両手が使えるカバンにします。

最小限の荷物だけにしてコンパクトにすると、途中抱っこして歩くにも腰に負担が少なくてすみます。また、急にこどもが飛び出しそうになった時も、両手があいているとさっと捕まえることができます。

交通ルールを少しずつ教える

普段通る道路のマークの意味を教えたり、ここは絶対に飛び出してはいけないよという場所は繰り返し伝えました。

ベビーカーをやめて歩くようにさせた時、一番危ないのは飛び出しです。急な飛び出しをして危険な目にあうのを防ぐために、一緒に手をつないで渡るとともに、しつこいくらいにその場所が危険であることを伝えます。

歩く時だけ持っていく自分だけのアイテムを持たせる

マイリュックサック、お散歩のおともに好きなぬいぐるみ、シールや絵本など、外出する際はこれをもっていくという自分だけの荷物を持たせると、歩くことに意識が向きやすくなります。

玄関先にハンカチ・ティッシュなど軽めの荷物だけいれたマイリュックサックを置いておくと、さっと自分で背負って出かけることができますね。


ここで、我が家も使っていたリュックサック、以下の2点を紹介します。

・SKIP HOP スキップホップ リュック ズーパック キッズ 幼稚園 バッグ [並行輸入品]

ペンギンのリュックサックを持っていましたが、お出かけの際は「ぺんぺんもいくよ〜」と声掛けをすると嬉しそうに出かける準備をしてました。

・(キャスキッドソン) Cath Kidston バックパック Mini Rucksack Animal Aiphabet

こちらはコンパクトなリュックなので歩いてお出かけする時にも楽に背負えますね。

まとめ

いつまで乗せるのが正解なのかという疑問に対して、これが正しいとなかなか言えないのですが、「あ、そろそろベビーカー卒業だな」と感じ始めた時がやめ時です。

それまでは必要に応じて乗ることはよいですし、まわりの視線が気になっても各家庭で事情が違うのですから、そこはあまり気にせずに過ごしてくださいね。

自分の足で歩くことの楽しみ、爽快さを味わって、いつのまにかベビーカー卒業してた!というふうになればいいですね。